国語について
まず、5年生では国語と算数の基礎と応用を身に付けていきます。
しかし、ここで、どの家庭でもあると思われる問題が表面化するのです。
「国語の文章問題が解けない」
難しいテストというと算数のイメージが強いのですが、算数は答えがハッキリと出るので、解法を覚えてしまえば、応用だろうと初見で解くことができるようになります。
ですが、国語はそうはいきません。
漢字や文法は暗記力に依存しているので、特に問題はありませんが、文章問題は答えが一つとは限らない、まとめる能力も必要という高難易度問題なのです
私は、もともと読書も好きだったので、文章問題はむしろ得意でしたが、小学生の大半は文章問題が苦手な傾向にあります。
やはり、読書や相手の感情を理解する経験が足りないので、仕方のないことだと思います。
そして、この文章問題の解き方を教えるのは非常に難しい!
ある程度、テクニックはあるのですが、根本的には文章の内容を理解したり、想像する必要があるからです。
結局、的確なアドバイスは出来ず、大量の文章問題をこなしながらコツをつかむしかないのかなと気長に考えることにしました。
これは、塾で行う国語のテスト結果や、過去の受験結果のデータから、ほとんどの受験生が同じ傾向にあることが見えていたので、それほど焦りはなかったです。
ただ・・・
受験用の文章問題は、とにかく長く、難しい!
毎日、コツコツやっていくしかない!
文章問題は読むだけで時間が無くなっちゃうよ
ちなみに漢字テストは、初回の2点以降、全て20点満点を取り続け、努力の成果が出ていました!
すごい!
家でもテスト形式で勉強したのが良かったね
算数について
算数は、毎週、テスト範囲を繰り返しこなすことで、基礎力がついてきました。
ある程度進めていくと、得意な単元と苦手な単元がハッキリしてきますので、テスト範囲+苦手問題の復習がルーティーンになります。
塾のテキストのみで勉強していましたが、苦手な単元がハッキリしてきたことで、その単元だけを集中して学べるテキストやプリントも用意してこなすようになりました。
塾以外のテキストで使用したものは、別の記事でまとめようと思いますので、お待ち下さい。
苦手な単元は「分数の計算」「単位量」「平面図形」「空間図形」当たりで、「倍数、約数」「割合」「速度」などは得意な単元でした。
割合などは特に途中式でも単位を書かせたりと、何を計算しているか理解させることができたのが大きかったですね。
答え合わせの後には、必ず口頭で説明をしてもらうことで、理解度の確認をきっちりと行い、曖昧な部分を明確につぶしていきました。
計算は徐々に早くなり、時間内に問題をすべて解けないということは少なくなりましたが、凡ミスは毎回のようにありました。ケアレスミスや凡ミスはたまたまで、わかっているから大丈夫という方もいますが、これはかなり危険だと思います。
結局は、完全に理解していなかったり、文章問題の読解力が足りないのが原因で、放っておいたら治りません。
必ず類似問題で復習したり、口頭で説明してもらうのが大切です
説明するのが苦手なんだよね・・・。
国語を教えるのは難しい
結局、どちらも簡単ではないのですが、家庭で教える場合は算数の方が教えやすく結果につながりやすい傾向にあり、国語の方は、経験則からの想像力が必要なため、すぐに成績アップすることは難しく、コツコツと積み上げる勉強をしましょう。
これは、受験勉強を初めて半年くらいの感想です。
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