地方の中学受験を知る!
我が家の中学受験は、2021年の4月に地方へ引っ越したことから始まります。
それまでは、中学受験など少しも考えておらず、テレビの中の世界を他人事で眺めていました。
引越し先は、地方の政令指定都市で、小学校、中学校、高校への通学に便利な物件を探していると、検索欄に「中学 受験」の文字が見えました。
中学受験かぁ・・・。
考えたこともなかったな。
何気なくクリックしてみると、首都圏とは違った、地方の中学受験があることを知ったのです。
こうして、中学受験をしないにしても、可能性を考慮して、通学圏内の地域に引っ越すことを決めました。
国立、公立、私立を知る!
地方の中学受験の選択肢として「国立大学附属中学校」「公立中高一貫校」「私立中学校」があります。
しかし、多くの県では「国立大学附属中学校」「公立中高一貫校」は片手で数える程度の数しかありません。
更に、「私立中学校」の数も少なく、ほとんどの場合は「国立大学附属中学校」>「公立中高一貫校」>「私立中学校」という人気の図式が成り立っているようです。
国立大学附属中学校・・・なんかスゴイ気がする!
ちなみに、我が家の引っ越した地域で受験(受検)ができる国公立の中学校は、大学附属の国立大学附属中学校が1校、公立中高一貫校が1校でした。
私立中学校については、費用や学力を含め受験するメリットがあまり感じられなかったので、選択肢からは外しました。
地方中学受験の難易度を知る!
首都圏の中学受験と比較すると、地方の中学受験は問題の難易度は下がります。
しかし、地方で選択肢の少ない中、中学受験をする子どもたちは、とても優秀な子が多く、よく言われている、学校のテストはいつも100点、学級委員、スポーツ、ピアノなどの習い事もしていて、クラスの人気者!
やっぱり、そんな子が多い印象で、親も、医師や、社長、有名メーカー、公務員の家庭が多く、本人だけでなく、家庭が勉強熱心な傾向にあります。
難易度は、学力だけでなく、募集定員に関係しています。
地方の国立大学附属中学校では、小中一貫も多く、中学からは1クラス分しか募集しないこともあり、倍率は高くなります。
公立中高一貫校は、適性検査(受検)となり、総合問題や作文、面接といった、特殊な勉強が必要となりますが、国立大学附属中学校に比べ募集定員は多い傾向です。しかし、受検人数も多く、倍率は高くなります。
結論、首都圏の中学受験よりは易しいが、合格するためには、かなりの努力が必要で、はっきり言って、難易度は高いです!
合格者数(男女各)20人未満なんて少なすぎるよ
受験勉強を知る!
地方の中学受験勉強の開始時期は、首都圏よりも遅い傾向にあり、新小学5年生の3月からが一般的のようです。
勉強の方法としては、地域の塾に週1~3日程度通い、後は自宅学習となります。
地域の塾には、中学受験専門コースが設けられ、受験する学校に合わせたカリキュラムが組まれているので、こちらを受講するのが王道です。
地方の中学受験では、全国規模の塾よりも、地元に多く根付いた塾に情報が集まり、合格率の8割程度を1つの塾で独占している場合もあります。
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