個別指導塾に通ってみて思ったこと
実際に個別指導塾へ通った率直な感想は「う~ん」です。
うーん。
思っていたよりも、ゆるゆるなんだなぁ
一応、個別でも中学受験を目標に授業をしたい旨を伝えていましたが、何から始めるのかハッキリしません。
もちろん、ボン君の実力が分からないことにはカリキュラムが組めないことは理解していますが、あまりにもぼんやりとした計画に不安になりました。
同系列の集団塾と情報を共有して、効率的に授業をするということでしたが、情報の共有は全く無く、どの教科書のどの単元をやっているかも把握していません。
毎回、ボン君に集団でやっている単元を聞いて、その日にやることを決めるため、時間のロスがかなりあります。
結局、集団授業の教科書を利用して問題を解いて、答え合わせをして間違えた部分の解説ですが、間違いがない場合は、家庭で一人で問題を解いているのと変わりません。
授業の終わりには10分かけて、その日の授業の感想を書くなど料金に見合わない内容だと感じました。
先生とモンハンの話をしてきたよ!
個別指導塾に向いている条件として、わからないことを自分からガンガン質問する子や、もっと長い期間、受験勉強を続けてきて、苦手な単元が明確化している子、家で勉強するモチベーションが上がらない子あたりかなと思います。
ボン君の場合、受験勉強を始めたばかりで、質問することがわからない状態だったので、先生から、どういう問題をやりたい?と聞かれても成り立つ状態ではなかったですね。
週1回、1ヶ月程、通塾しましたが、我が家には個別指導塾を使いこなすことができなかったので、1年後に再度検討しようと考え、短い期間でしたが、個別指導塾を退塾しました。
おとなしい性格のボン君には、個別指導塾が合っているのでは?と考えましたが、個別では自分の意見をハッキリと言える子の方が向いてることに気が付きました。
やはり、自由なカリキュラムはメリットであり、デメリットでもあることを実感することになり、塾は万能ではなく、親がある程度のカリキュラムを考えることの大切さを認識しました。
集団塾に通ってみて思ったこと
実際に集団塾に通った率直な感想は「すごい」です。
先生こわい・・・。
私は子供の頃から学習塾に通ったことがありませんでしたので、中学受験クラスの授業を見学した際には驚きがありました。
見学したクラスは6年生のクラスでしたが、講師の熱い指導と、真剣な眼差しの生徒たちには圧倒され、あらためて、おっとりタイプのボン君で、大丈夫かな?と思いました。
軽く説明をしてもらい、5年生クラス(ボン君は5年生)は6年生クラスとは違い、もう少し柔らかい雰囲気だと聞きましたが、地方の中学受験とは言え、やはり学習意識が高い子たちの集団は学校とは全然違いますね。
少し弱気になりましたが、入塾テストも無事合格し、ボン君のやる気も上がっていたので、通塾することに決定です。
入塾テストも結構わかったし、がんばってみるよ!
ボン君の通う公立中高一貫コースの集団授業は週2回で1回に50分×2の100分です。
入塾したのが4月末でしたので、3月頭から入塾した子たちとは2ヶ月近くの差がありました。
個別とは違い、カリキュラムが決まっているため、3月頭から4月末までにやった単元がわかりやすく、追いつくために自己学習計画を立てるのにも良かったです。
初めての授業で、毎回、漢字テストを実施していることを知りましたが、もちろん予習はしていません。
漢字テストは20点満点なのですが、初挑戦のボン君の結果は?
2点・・・。
2点でした。
が、それは仕方のないことです。
まだ、学校では習っていない漢字を塾では先取りしているからです。
しかし、これをきっかけに漢字の勉強は確実に覚えるまでやり込むようになりました。
次からは絶対に満点を取る!
以外にも、ボン君の負けず嫌いな部分が出てきました。
これは、メチャクチャうれしかったです。
先取りは漢字だけではなく、国語、算数すべてにおいて学校の授業ではやっていないことばかりです。
幸い、すぐにGWに入り、塾は一週間のお休みに入ったので、必死で自宅学習をしましたね。
算数も毎週、単元テストがあり、数回実施後にテストの点数によりクラス替え、席替えを行います。
この塾には2クラスあり、成績順にAクラス、Bクラスと別れ、席順も前から並びます。
これぞ、塾の醍醐味!
ここで競争心が芽生えてきます。
入塾した時には、必ずBクラスから始まるようなので、ボン君もBクラスからスタートです。
中高一貫公立中学受験コースには、現時点でおおよそ100人程度の受講生がいました。
6年生になる頃には1.5倍以上に増えるようです。
なにはともあれ、競争心の欠片もないと思っていたボン君に変化が見られたことや、きっちりしたカリキュラムで強制的に勉強を進めることができる環境は、我が家の思想と合いました。
しばらくは、このまま集団塾へ通塾することに決めました。
コメント